【レガシー】対CTG戦TIPS
2011年12月29日 レガシーのこと コメント (7)CTG(Counter Top Goif)を相手に戦うときには少しコツが必要です。
こちらから見えないトップ3枚の予想の精度が重要になってきます。
初めてCTGと対戦して、こちらの呪文がことごとくシャットアウト、為す術無くゲームエンド。
そんな苦い記憶が誰にもあると思います。
そこで自分の知っているTIPSをいくつか紹介したいと思います。
■戦うときの心構え
《相殺》は場に出ただけだと、戦場へ与える影響はゼロです。
場に何ターンも残り続けることにより、初めて効果が出てきます。
誘発の回数が増えるほどカードアドバンテージで差がつき、盤面が不利になります。
長期戦を挑むな!(注1
■ナチュラル相殺の確率
《相殺》を置かれただけで慌てちゃいけない。
ナチュラル相殺なんてしょっちゅう決まるものじゃないです。
《師範の占い独楽》《渦まく知識》でライブラリー操作されていないタイミングが、仕掛けるチャンスです。
相殺独楽が揃う前に積極的に攻めます。
ナチュラル相殺の確率を大まかに知っておこう。
一般的なCTGのデッキ構成
土地20~22枚
1マナ12~14枚
2マナ12~16枚
3マナ3~6枚
4マナ2~4枚
5マナ4枚
《炎渦竜巻》の入ったUgwrのタイプは3マナ域が厚く、
ボブの入ったUgbは2マナ域が厚くなり3マナ域が少ない傾向にあります。
流行廃りがありますが、まあデッキタイプの差は誤差の範囲内と言えるでしょう。
デッキが60枚だと仮定すると、
各マナ域の呪文がナチュラル相殺される確率は以下の通り。
0マナ 33~37%
1マナ 20~24%
2マナ 20~27%
3マナ 5~10%
4マナ 3~6%
5マナ 7%
思っていたよりも少なく感じませんか?
え?ジェイスプレイしたら、ジェイスめくれた?
ご愁傷様です。
■呪文をプレイする順番
相殺だけが置かれている時。
仮に3マナと1マナの呪文があったら3マナの呪文からプレイしましょう。
重い呪文が先です。
3マナの呪文のほうがナチュラル相殺される確率が圧倒的に低いです。
相手がめくってくれればライブラリートップを確認でき、
それを見てから1マナの呪文をプレイするかどうか考えることができます。
(ただしケースバイケースで、
例えば1マナの呪文が通す価値の少ないものだった場合、順番は逆になります。
1マナの呪文を囮に使って、本命の3マナを通すプレイですね。
カードアドの面で損する確率が増えますが、一方で3マナのスペルを無駄打ちする可能性は少し減ります。)
■相手の《渦まく知識》に注意
相手に《渦まく知識》を使われたら、常に何を積み込まれたか考える必要があります。
忘れがちなので書いておくと、《渦まく知識》は「2枚カードを戻せます」。
訓練されたCTGプレイヤーは先の先まで読んで積み込んでいます。
ライブラリートップに積み込まれたカードが残っているときは、下手に動かないようにしましょう。
【例1】
1ターン目の《渦まく知識》から2ターン目に《相殺》
あるあるパターンです。
99%、2マナ域が積まれてますw
【例2】
不自然なタイミングでの《渦まく知識》からビッグアクション。
仮に《精神を刻む者、ジェイス》をプレイされたとします。
この時、下記のような積み込みが考えられます。
2マナ:こちらの《目くらまし》ケア
3マナ:こちらの《ヴェンディリオン三人衆》ケア
4マナ:返しのジェイス対消滅ケア
5マナ:こちらのFoWケア
何が積まれているかはその都度考える必要がありますが、
基本的にCTG側の《渦まく知識》はこちらの呪文に対応するために温存するのがベストである以上、
能動的にプレイされた《渦まく知識》には何かしら裏があると考えるべきです。
■《師範の占い独楽》はFoWすべし
ハッキリ言います。CTGは独楽に頼ったデッキです。
特にボブのいないバントカラーは、
独楽かジェイスが出てないとどうしようもない感じのデッキになります。
独楽がなければ《相殺》の効果も半減以下です。
CTGのキーカードを比較すると
ジェイス>独楽>>相殺
イメージはこんな感じです。
同様の理由で《真髄の針》はCTGに対して劇的に刺さります。
独楽を潰すのが肝要。
■不自然な《師範の占い独楽》のタップ
不幸にも相殺独楽が揃ってしまった時のことを考えます。
こちらの本命の《剣を鍬に》を通すために、事前に《渦まく知識》(もしくは《思考囲い》など)をプレイして様子を伺ったとしましょう。
このとき、相手のトップ3枚に1マナ域がない場合、
《渦まく知識》のような直接脅威にならない呪文はだいたいの場合スルーされます。
(仮にここで独楽をタップすれば《渦まく知識》を消すことはできます。
しかし同時に2マナ、3マナの脅威を連打される隙を生じてしまうので、
CTG側からすると独楽はあまりタップしたくない。)
なので、こちらの1マナの様子見に対して独楽のタップ能力を起動してきたら、
これも何かしら裏があると考えていいでしょう。
多くの場合は向こうの手札に《渦まく知識》があったりします。
相殺独楽が決まると、分かっていてもどうしようも無いときが多いですが、
相手の手札とライブラリートップを常に予想して、
一瞬のチャンスを見逃さないようにしたいですね。
■刹那呪文
《クローサの掌握》は独楽を割るのに便利な呪文です。
ただし、いくら刹那といっても相殺の誘発型能力で打ち消されてしまいます。
確実に割るためにはトップに3マナがないときを狙いましょう。
主にドローステップに入る直前、アップキープに撃つのが良い場合が多いです。
それ以外のタイミングだと、《クローサの掌握》《ヴェンディリオン三人衆》をケアするために3マナが積まれていることが多いからです。
(注1
LandstillやMono Blue Controlなどの、ヘビーコントロールデッキを除きます。
こういったデッキの場合、CTG側がクロックパーミとして振る舞うことになり、
ヘビコン側が長期戦を目指す展開になります。
こちらから見えないトップ3枚の予想の精度が重要になってきます。
初めてCTGと対戦して、こちらの呪文がことごとくシャットアウト、為す術無くゲームエンド。
そんな苦い記憶が誰にもあると思います。
そこで自分の知っているTIPSをいくつか紹介したいと思います。
■戦うときの心構え
《相殺》は場に出ただけだと、戦場へ与える影響はゼロです。
場に何ターンも残り続けることにより、初めて効果が出てきます。
誘発の回数が増えるほどカードアドバンテージで差がつき、盤面が不利になります。
長期戦を挑むな!(注1
■ナチュラル相殺の確率
《相殺》を置かれただけで慌てちゃいけない。
ナチュラル相殺なんてしょっちゅう決まるものじゃないです。
《師範の占い独楽》《渦まく知識》でライブラリー操作されていないタイミングが、仕掛けるチャンスです。
相殺独楽が揃う前に積極的に攻めます。
ナチュラル相殺の確率を大まかに知っておこう。
一般的なCTGのデッキ構成
土地20~22枚
1マナ12~14枚
2マナ12~16枚
3マナ3~6枚
4マナ2~4枚
5マナ4枚
《炎渦竜巻》の入ったUgwrのタイプは3マナ域が厚く、
ボブの入ったUgbは2マナ域が厚くなり3マナ域が少ない傾向にあります。
流行廃りがありますが、まあデッキタイプの差は誤差の範囲内と言えるでしょう。
デッキが60枚だと仮定すると、
各マナ域の呪文がナチュラル相殺される確率は以下の通り。
0マナ 33~37%
1マナ 20~24%
2マナ 20~27%
3マナ 5~10%
4マナ 3~6%
5マナ 7%
思っていたよりも少なく感じませんか?
え?ジェイスプレイしたら、ジェイスめくれた?
ご愁傷様です。
■呪文をプレイする順番
相殺だけが置かれている時。
仮に3マナと1マナの呪文があったら3マナの呪文からプレイしましょう。
重い呪文が先です。
3マナの呪文のほうがナチュラル相殺される確率が圧倒的に低いです。
相手がめくってくれればライブラリートップを確認でき、
それを見てから1マナの呪文をプレイするかどうか考えることができます。
(ただしケースバイケースで、
例えば1マナの呪文が通す価値の少ないものだった場合、順番は逆になります。
1マナの呪文を囮に使って、本命の3マナを通すプレイですね。
カードアドの面で損する確率が増えますが、一方で3マナのスペルを無駄打ちする可能性は少し減ります。)
■相手の《渦まく知識》に注意
相手に《渦まく知識》を使われたら、常に何を積み込まれたか考える必要があります。
忘れがちなので書いておくと、《渦まく知識》は「2枚カードを戻せます」。
訓練されたCTGプレイヤーは先の先まで読んで積み込んでいます。
ライブラリートップに積み込まれたカードが残っているときは、下手に動かないようにしましょう。
【例1】
1ターン目の《渦まく知識》から2ターン目に《相殺》
あるあるパターンです。
99%、2マナ域が積まれてますw
【例2】
不自然なタイミングでの《渦まく知識》からビッグアクション。
仮に《精神を刻む者、ジェイス》をプレイされたとします。
この時、下記のような積み込みが考えられます。
2マナ:こちらの《目くらまし》ケア
3マナ:こちらの《ヴェンディリオン三人衆》ケア
4マナ:返しのジェイス対消滅ケア
5マナ:こちらのFoWケア
何が積まれているかはその都度考える必要がありますが、
基本的にCTG側の《渦まく知識》はこちらの呪文に対応するために温存するのがベストである以上、
能動的にプレイされた《渦まく知識》には何かしら裏があると考えるべきです。
■《師範の占い独楽》はFoWすべし
ハッキリ言います。CTGは独楽に頼ったデッキです。
特にボブのいないバントカラーは、
独楽かジェイスが出てないとどうしようもない感じのデッキになります。
独楽がなければ《相殺》の効果も半減以下です。
CTGのキーカードを比較すると
ジェイス>独楽>>相殺
イメージはこんな感じです。
同様の理由で《真髄の針》はCTGに対して劇的に刺さります。
独楽を潰すのが肝要。
■不自然な《師範の占い独楽》のタップ
不幸にも相殺独楽が揃ってしまった時のことを考えます。
こちらの本命の《剣を鍬に》を通すために、事前に《渦まく知識》(もしくは《思考囲い》など)をプレイして様子を伺ったとしましょう。
このとき、相手のトップ3枚に1マナ域がない場合、
《渦まく知識》のような直接脅威にならない呪文はだいたいの場合スルーされます。
(仮にここで独楽をタップすれば《渦まく知識》を消すことはできます。
しかし同時に2マナ、3マナの脅威を連打される隙を生じてしまうので、
CTG側からすると独楽はあまりタップしたくない。)
なので、こちらの1マナの様子見に対して独楽のタップ能力を起動してきたら、
これも何かしら裏があると考えていいでしょう。
多くの場合は向こうの手札に《渦まく知識》があったりします。
相殺独楽が決まると、分かっていてもどうしようも無いときが多いですが、
相手の手札とライブラリートップを常に予想して、
一瞬のチャンスを見逃さないようにしたいですね。
■刹那呪文
《クローサの掌握》は独楽を割るのに便利な呪文です。
ただし、いくら刹那といっても相殺の誘発型能力で打ち消されてしまいます。
確実に割るためにはトップに3マナがないときを狙いましょう。
主にドローステップに入る直前、アップキープに撃つのが良い場合が多いです。
それ以外のタイミングだと、《クローサの掌握》《ヴェンディリオン三人衆》をケアするために3マナが積まれていることが多いからです。
(注1
LandstillやMono Blue Controlなどの、ヘビーコントロールデッキを除きます。
こういったデッキの場合、CTG側がクロックパーミとして振る舞うことになり、
ヘビコン側が長期戦を目指す展開になります。
コメント
訓練されたCTG使いもそうそういないでしょwwww
CTGとかオワコンだわー
エタフェストップ8残ったけどオワコンだわー(棒
>猫山さん
ネタ蒔きさんの袖の捲り方はパネェっす。
>ばね。さん、-さん
これがCTG使う人達の実態です。
>Domedomeさん
順番変えないときもササッとシャッフルする人いますねー
BSで土地戻して、直後にフェッチから持ってくるような場合でも、
気を遣う人は戻したカードが何か分からないように、
ライブラリーの真ん中から持ってきたりとか。
細かいところで神経使える人は強い人が多い気がするので、見習いたいです。