2011年最初のビッグイベント。
夜行バス使っての当日入り。

今回のメタは明らかにコンボデッキが強い環境であった。
というわけで使用デッキは、アンチコンボの代名詞Team America!



4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《墓忍び/Tombstalker》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》

4《思考囲い/Thoughtseize》
4《Hymn to Tourach》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
3《殺し/Snuff Out》
1《Go for the Throat/喉首狙い》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》

4《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Underground Sea》
2《Bayou》
1《Tropical Island》

サイドボード
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《根絶/Extirpate》
1《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《原基の印章/Seal of Primordium》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《燻し/Smother》
1《Go for the Throat/喉首狙い》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1《青霊破/Blue Elemental Blast》
2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2《見栄え損ない/Disfigure》

コンセプト:ANTとSneak Showには勝ちたい!


サイドボードが少し調整不足で、
危惧していたことがそのまま起こって負けた。

・デッキ解説
■オーソドックスな形と大きく違うのは《目くらまし/Daze》0枚の構成。
《もみ消し》《Sinkhole》とのシナジーを形成できない《目くらまし》は弱い。
賞味期限が序盤の数ターンだけ。
特に一番勝ちたいデッキであるはずのANTとSneakに対してゴミになることが非常に多いのがツライ。
ANTに対してはもはや1ターン目の《渦まく知識》《思案》しか消すものがないw
Sneakに対しては、ぶっぱしてくれたら役に立つけど、じっくり動かれるとFoWのエサにしかならない。

FoWを使う都合上、このスロットには青いカードであり、
対コンボ戦で役にたつカードが望ましい。
となれば《呪文貫き》しかない。


■《Force of Will》
青いエヴァグリーンと言われるくらいに最近のチームアメリカは黒いため、FoWは本当に減らしたいスロット。しかし実際減らしてみてANTと対戦すると、明らかに勝率が下がる。メインから微有利だったのが、不利になる程度に。加えて《血染めの月》というマスカンが跋扈している以上やはりFoWは必要だと判断した。アンダーグラウンド山とかマジ勘弁;;


■《思案》
実際に《定業》と比較して試してみた。
いろいろ試して分かったのは(今更ですが)今の環境は2ターン目の《Hymn to Tourach》が強い。
まずこれが前提となる。
となると、この動きが出来る確率がより高まる《思案》のほうが強かった。
この動きのために入れていることを考えると4枚必須。

《定業》は後半になると《思案》よりも強い。
無駄な土地を引かずに、強いカードや状況を打開出来るカード(Jace、Deed、除去、生物)だけをドロー出来るのはかなりイケメン。

この手のソーサリーキャントリップを採用することに否定的な意見もあるが、
ことレガシー環境に関しては《Force of Will》のせいでブルーカウントを埋めないといけないという理由があり、致し方なく入れているという事情がある。
チームアメリカの場合は、
・1ターン目《思案》→2ターン目《Hymn to Tourach》
・《思案》&フェッチ&BS(これら自体もシナジー)→《墓忍び》
といった「コンボ」的な要素もたくさんあるから、他のデッキの《思案》に比べると腐りにくい。
ただ、デッキ構造を強くするカードではないから、
他に青いカードで強いものが出てきたら交換されるであろうスロット。
バントアグロでは抜けてるレシピも多い。


■《思考囲い/Thoughtseize》
こないだのエントリーでも書いたが、コンボデッキが多いため《思考囲い》がとても強い環境。
とくにSneak-Showは2枚コンボであるため、片方落とすだけで時間稼ぎができる。
もちろんハンドを確認することによっていつ動くか判断もしやすくなる。
JTMSという絶対神が登場したおかげで、前方確認としても非常に優秀なカード。


■《Hymn to Tourach》
先手2ターン目の《Hymn to Tourach》は、
相手がコンボ、コントロール、ビート、どのデッキであっても強い。
ゆーことない強さ!!!
ビート相手の後手番だと若干微妙なときもある。


■《破滅的な行為/Pernicious Deed》
パーマネント使うデッキに対しては非常に強い。
特に対部族、エンチャントレス、親和戦ではゲームを決めるキーカード。
DS、CTG、白スタといったデッキの置物にも、メインから触れるようになる。


■《殺し/Snuff Out》
バント系には強いが、TAミラーやZoo戦だと若干プレイしにくい場面がでてくる。
《思考囲い》ともども、フラッドするとライフ的にプレイしきれないことがあるので3枚に抑えるのが好み。


■《Go for the Throat/喉首狙い》
ミラーで強い。
ジェイスが出てない状態だと《墓忍び》ゲーになるので、
1枚でもデッキ内の《墓忍び》を除去れるカードが多いほうが有利になる。
今だと《殺し》4枚のデッキが多いから、1枚刺しが有効と判断した。
メインから《闇の腹心》に触りやすくなったのも良い。
サイド含めて75枚の中に、《墓忍び》を倒せるカードが3~4枚は欲しいので、
他の除去と散らして入れてある。


■《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》
除去コンデッキやCTGみたいなデッキに対して強いが、
結果論でいうと《呪文貫き》のほうがよかった。


■《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
追加の《思考囲い》
こちらは囲いと違って対Zoo戦でも強い。


■《原基の印章/Seal of Primordium》
先置きできる《血染めの月》対策。
《自然の要求》と違ってCotVも割りやすい。
《クローサの掌握》よりも軽いから親和にも強い。


■《青霊破/Blue Elemental Blast》
増量すべきだった。
土日(エタパ、AMC)通して10-3-0だったが、
負けた3マッチの内2マッチを《血染めの月》で落としてる。
おそらく月に対して一番有効な対策カードがBEB。次点がFoW。
ピアスはメイガスに対処できないのがリスキー
ただ、BEBにしても先引きした上で常に青マナ立たせる必要があるため、
《血染めの月》への根本的な解決とは言い難い。
JTMS採用して低速化し、コントロールっぽくなればなるほど月が嵌る。
なにか良いアイディアが欲しいところ。


■《見栄え損ない/Disfigure》
・ANTのボブをテンポ良く除去できる
・部族戦で強い(Dazeケア、《Goblin Chirurgeon》落とせる)
・バントクロックパーミに対しての追加の除去
・Zoo、親和戦の追加除去
活躍の場は広い。
ただ、《悪魔の布告》《燻し》など含めて除去の数が多すぎな感はある。
サイド後はJTMS使って除去コンで動けるからプレイは簡単になるが、
限界まで除去を減らしてBEB増やしたいところ。
除去の枚数の調整で甘えてしまったのが今回の敗因。


ゲーム内容のレポートは後日。


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