十手とオーダーとエルズペスと誘惑蒔き

2010年1月23日レガシーのことコメント (2)

《貴族の教主》入りCTGを組んでみたけど、一人回し楽しす。

ところでCTGのボードコントロール要素って何がいいんだろう？

・相殺独楽が決まってなくても（単体でも）強い
・ゲームを速やかに終わらせられる

この２点が重要だとは思う。

一番目の条件について。いくらCTGとはいえ毎ゲーム相殺独楽が決まるとは限らないので、いつ引いても強いカードのほうがよい。
二番目の条件。相殺独楽ロックが決まっても既にライフが危険域ということは多々あるし、相殺ロックから漏れるカードがあったり、相殺が割られたりすることも考えると、ゲームは早く終わらせたい。

でもいろいろ選択肢があって悩ましい。

★《自然の秩序》（＋《大祖始》）
龍王戦で優勝したCTGがこのギミックを搭載。
上記の条件を完璧に満たしてる。
ほとんどのデッキはコンボ決まれば終了。
（ただし《大祖始》をナチュラルに引いても泣かない人専用ｗ）

デメリットは特に思いつかないけど、
カード２枚使ってるからカウンターされると痛い。
あとは、クリーチャーを一体サクっての１０点クロックだから、
ゴブリンやマーフォーク相手にはクロック負けすることがあるかも？
キッチンがお供にいれば余裕。

★《梅澤の十手》
上記の２点は満たせてるが、
デッキ内のクリーチャー数を確保する必要がある。
《三角エイの捕食者》とかピッタリ。
CC２、装備２で分割払い可能だから、ランデスや目くらましに強いのはメリット。

アーティファクト破壊やコンバットトリックでかわされるので、
オーダーほど強くはない。

★《遍歴の騎士、エルズペス》
《ロウクスの戦修道士》飛ばすと《大祖始》以上の化け物が生まれる。
謙虚やラスゴも怖くなく、対処手段が非常に限られる。

RWMがいなくても強いけど、その場合はたいていオーダー以下。

★《誘惑蒔き》
この記事を書く前は誘惑蒔きも強いと思ってたけど、
書いてるうちに一番弱い選択肢に思えてきた。
よく考えると最初に提示した条件を満たしていない。
ミラーマッチなど、除去の少ないデッキ相手には強い。
でも同じ４マナならオーダーのほうが優秀な場面が多そう。

最大のメリットは初手に来てもFoWのエサとして切れること。

★《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
げろげろに強い。
でも数の暴力には対処できない。

考えをまとめてみると、オーダー型（CTP）が一番強い気がしてきた。