カナスレのサイドボーディング【1】
2009年12月23日 レガシーのこと コメント (13)せっかくなのでカナスレのサイドボーディングについて書こうと思います。
今回まとめたサイドボードプランが完璧だとは全く思ってません。
まだまだ改良できる点はたくさんあると思います。
実際先日の大会中にも気づかされることがたくさんありました。
あくまで現時点での僕の考えですが、参考になれば幸いです。
対Zoo
先攻なら《もみ消し》と《目くらまし》で嵌められるので少し有利、後攻ならその2枚がゴミになるので不利。Zoo側のデッキ構成によりますが、後攻の場合は基本こちらがコントロールに回ります。相手の生物をひたすら除去+カウンターでしのげばすぐ息切れするので、その後にマングースとタルモを展開して殴って勝ち。体感的にはPoPや《火炎破》など火力多めのZooだとキツイです。カウンター切れたところに大量ダメージは死ねます。先攻なら《もみ消し》と《不毛の大地》がひたすら強い。
先攻
out
4《Force of Will》
in
4《水没/Submerge》
FoWがどう考えても一番弱いカード。
他のカードはほぼ100%1:1交換できるけど、FoWだけは2:1交換。
《水没》は対Zoo戦では鬼強いです。普通に使うと1:1交換以下のカードになりますが、上手く使えば1:2、1:3交換もできる、なぜ0マナなのか理解に苦しむレベル。基本的には相手の《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》など焼けないクリーチャーに対して使用し、こちらの《敏捷なマングース》や《タルモゴイフ》の攻撃を通してダメージを与えるために使います。
トップに戻ったときにアップキープ《氷》で土地をタップまたは《不毛の大地》で土地破壊することで、そのターンのドローを実質無駄牌にしてアドバンテージを稼げます。盤面だけ見ると1:1交換しかしてないように見えますが、ゲームが終わったときにハンドで腐ってるカードは意味がないですから、そう考えれば1:2交換になります。(いつだったか書きましたが、ゲームがぐだって手札を全部消費されるとこの架空のアドバンテージは意味がなくなります。)可能な限りこのコンボを狙って使います。1ターン目の《野生のナカティル》に使うとかはもったいないです。
0マナなので、相手が初心者だと普通にコンバットトリックにも使えます。こちら《タルモゴイフ》アタック→RWM2体でブロック→一体バウンス、のような感じで。理論上はこの後に《不毛の大地》を使ってトップに帰ったRWMを腐らせれば1:3交換ですw
あとは確実に1:1交換を取るためのテクニックとして、相手のフェッチ起動や《聖遺の騎士》のシャッフル能力に対応して使うというのもあります。0マナデメリットなしのStPですね。
《水没》のスロットは《精神支配》や《不忠の糸》も考えられますが、Zooメタなら《水没》の一択だと思います。《水没》は相手が多色デッキであるほど刺さり、3色のZooは絶好のカモになります。また、《水没》の重要な利点として《墓忍び/Tombstalker》に対処できるというのもあります。ただし《精神支配》や《不忠の糸》にもそれぞれ利点があるので、どれを採用するかは環境次第でしょう。エタパではZooが多いというのと、Eva Greenが少なからずいるということで、《水没》を採用しました。
後攻
out
2~4《もみ消し/Stifle》
2~4《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《もみ消し》も《目くらまし》も後攻だと弱いので可能なら全部抜いて8枚交換したいところですが、入れるカードが6枚しかないのでお好みで何枚か残します。
対CTG
当たり前ですが、相殺独楽が完成すると負けです。
メイン戦はゲームが長引くとどんどん不利になります。
こちら側は《敏捷なマングース》《目くらまし》《もみ消し》《稲妻》《火+氷》と言ったカードアド稼ぎにくい低スペックのカードを使ってる一方、相手はRWM、StPといったただ強カードから、《ヴィダルケンの枷》《相殺》《遍歴の騎士、エルズペス》といった「出せばほぼ勝ち」カードまで揃っています。
先攻でも後攻でも勝つビジョンとしてはランデスで嵌めるしかないです。
相手の独楽は土地をどんどん集めてくるチートカード、ランデス戦略が崩壊するので可能な限りカウンター。と言っても強いプレイヤーは《目くらまし/Daze》ケアしてくるので、こいつをカウンター出来る呪文はたった4枚のFoWしかないんですけどねw相殺自体は場に出てるだけならアド損だし、1回ナチュラルカウンターされてやっと1:1交換と考えるとそこまで怖くないです。場に既にクロックが用意出来てるならこちらのFoWはStPや独楽用に取っておき、相殺はスルーもあり得ます。
UGWr型用
先攻
out
4《稲妻》
4《Force of Will》
3《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
《目くらまし》は残してもいいのですが、相手も《目くらまし》ケアしてくることが大半なので、確定で1:1交換の取れるカードの方が強いことが多いです。
《水没》は対Zoo戦で書いたの同じ使い方です。CTGは典型的多色デッキなのでよく刺さります。
マングースをディスってましたが、対CTG戦においてはStPと枷を腐らせて非常に強いです。
《紅蓮破/Pyroblast》は《相殺》割ったりRWM倒したりと大活躍。
《呪文貫き/Spell Pierce》も試しましたが、CTG戦では微妙ですね。先行時に独楽をカウンターできるのは強いですが、CTG戦はぐだることが多いので、後半引いたときに無駄になりやすいです。
タルモ出す時は枷に気をつけましょう。
後攻
out
4《目くらまし/Daze》
4《もみ消し/Stifle》
3《稲妻/Lightning Bolt》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
弱いカードを抜いて強いカードを入れます。
UGWB型
ボブや《ヴェンディリオン三人衆》、《誘惑蒔き》を焼ける《稲妻/Lightning Bolt》の価値が若干上がるので少し残します。ここら辺は相手がどんなカードを採用しているかによって変わってくるので難しいところ。
先攻
out
3《稲妻》
4《Force of Will》
4《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
後攻
out
1《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《稲妻》
4《もみ消し/Stifle》
4《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
枷やStPをケアしないと意味のないタルモより、《稲妻》のほうが有用・・・な気がします。
相手が《仕組まれた爆薬》を採用しているなら、《もみ消し》を何枚か残すのもありかも。
《目くらまし》が入ってるか入ってないかの情報は重要なので、
後攻で《目くらまし》を抜くのが当たり前の環境なら、
抜いてると見せかけてあえて残すプレイングも有りかもしれません。
対ドレッジはまた今度書きます。
サイドボーディングの方法って公開したら意味が無い気がしなくもないです。
ようするにこのエントリー自体、意味が無い気がしなくもないですw
もっとこうした方が良いんじゃないかとか、
ご意見とかツッコミとかお待ちしてます。
今回まとめたサイドボードプランが完璧だとは全く思ってません。
まだまだ改良できる点はたくさんあると思います。
実際先日の大会中にも気づかされることがたくさんありました。
あくまで現時点での僕の考えですが、参考になれば幸いです。
対Zoo
先攻なら《もみ消し》と《目くらまし》で嵌められるので少し有利、後攻ならその2枚がゴミになるので不利。Zoo側のデッキ構成によりますが、後攻の場合は基本こちらがコントロールに回ります。相手の生物をひたすら除去+カウンターでしのげばすぐ息切れするので、その後にマングースとタルモを展開して殴って勝ち。体感的にはPoPや《火炎破》など火力多めのZooだとキツイです。カウンター切れたところに大量ダメージは死ねます。先攻なら《もみ消し》と《不毛の大地》がひたすら強い。
先攻
out
4《Force of Will》
in
4《水没/Submerge》
FoWがどう考えても一番弱いカード。
他のカードはほぼ100%1:1交換できるけど、FoWだけは2:1交換。
《水没》は対Zoo戦では鬼強いです。普通に使うと1:1交換以下のカードになりますが、上手く使えば1:2、1:3交換もできる、なぜ0マナなのか理解に苦しむレベル。基本的には相手の《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》など焼けないクリーチャーに対して使用し、こちらの《敏捷なマングース》や《タルモゴイフ》の攻撃を通してダメージを与えるために使います。
トップに戻ったときにアップキープ《氷》で土地をタップまたは《不毛の大地》で土地破壊することで、そのターンのドローを実質無駄牌にしてアドバンテージを稼げます。盤面だけ見ると1:1交換しかしてないように見えますが、ゲームが終わったときにハンドで腐ってるカードは意味がないですから、そう考えれば1:2交換になります。(いつだったか書きましたが、ゲームがぐだって手札を全部消費されるとこの架空のアドバンテージは意味がなくなります。)可能な限りこのコンボを狙って使います。1ターン目の《野生のナカティル》に使うとかはもったいないです。
0マナなので、相手が初心者だと普通にコンバットトリックにも使えます。こちら《タルモゴイフ》アタック→RWM2体でブロック→一体バウンス、のような感じで。理論上はこの後に《不毛の大地》を使ってトップに帰ったRWMを腐らせれば1:3交換ですw
あとは確実に1:1交換を取るためのテクニックとして、相手のフェッチ起動や《聖遺の騎士》のシャッフル能力に対応して使うというのもあります。0マナデメリットなしのStPですね。
《水没》のスロットは《精神支配》や《不忠の糸》も考えられますが、Zooメタなら《水没》の一択だと思います。《水没》は相手が多色デッキであるほど刺さり、3色のZooは絶好のカモになります。また、《水没》の重要な利点として《墓忍び/Tombstalker》に対処できるというのもあります。ただし《精神支配》や《不忠の糸》にもそれぞれ利点があるので、どれを採用するかは環境次第でしょう。エタパではZooが多いというのと、Eva Greenが少なからずいるということで、《水没》を採用しました。
後攻
out
2~4《もみ消し/Stifle》
2~4《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《もみ消し》も《目くらまし》も後攻だと弱いので可能なら全部抜いて8枚交換したいところですが、入れるカードが6枚しかないのでお好みで何枚か残します。
対CTG
当たり前ですが、相殺独楽が完成すると負けです。
メイン戦はゲームが長引くとどんどん不利になります。
こちら側は《敏捷なマングース》《目くらまし》《もみ消し》《稲妻》《火+氷》と言ったカードアド稼ぎにくい低スペックのカードを使ってる一方、相手はRWM、StPといったただ強カードから、《ヴィダルケンの枷》《相殺》《遍歴の騎士、エルズペス》といった「出せばほぼ勝ち」カードまで揃っています。
先攻でも後攻でも勝つビジョンとしてはランデスで嵌めるしかないです。
相手の独楽は土地をどんどん集めてくるチートカード、ランデス戦略が崩壊するので可能な限りカウンター。と言っても強いプレイヤーは《目くらまし/Daze》ケアしてくるので、こいつをカウンター出来る呪文はたった4枚のFoWしかないんですけどねw相殺自体は場に出てるだけならアド損だし、1回ナチュラルカウンターされてやっと1:1交換と考えるとそこまで怖くないです。場に既にクロックが用意出来てるならこちらのFoWはStPや独楽用に取っておき、相殺はスルーもあり得ます。
UGWr型用
先攻
out
4《稲妻》
4《Force of Will》
3《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
《目くらまし》は残してもいいのですが、相手も《目くらまし》ケアしてくることが大半なので、確定で1:1交換の取れるカードの方が強いことが多いです。
《水没》は対Zoo戦で書いたの同じ使い方です。CTGは典型的多色デッキなのでよく刺さります。
マングースをディスってましたが、対CTG戦においてはStPと枷を腐らせて非常に強いです。
《紅蓮破/Pyroblast》は《相殺》割ったりRWM倒したりと大活躍。
《呪文貫き/Spell Pierce》も試しましたが、CTG戦では微妙ですね。先行時に独楽をカウンターできるのは強いですが、CTG戦はぐだることが多いので、後半引いたときに無駄になりやすいです。
タルモ出す時は枷に気をつけましょう。
後攻
out
4《目くらまし/Daze》
4《もみ消し/Stifle》
3《稲妻/Lightning Bolt》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
弱いカードを抜いて強いカードを入れます。
UGWB型
ボブや《ヴェンディリオン三人衆》、《誘惑蒔き》を焼ける《稲妻/Lightning Bolt》の価値が若干上がるので少し残します。ここら辺は相手がどんなカードを採用しているかによって変わってくるので難しいところ。
先攻
out
3《稲妻》
4《Force of Will》
4《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
後攻
out
1《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《稲妻》
4《もみ消し/Stifle》
4《目くらまし/Daze》
in
4《水没/Submerge》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《真髄の針/Pithing Needle》
枷やStPをケアしないと意味のないタルモより、《稲妻》のほうが有用・・・な気がします。
相手が《仕組まれた爆薬》を採用しているなら、《もみ消し》を何枚か残すのもありかも。
《目くらまし》が入ってるか入ってないかの情報は重要なので、
後攻で《目くらまし》を抜くのが当たり前の環境なら、
抜いてると見せかけてあえて残すプレイングも有りかもしれません。
対ドレッジはまた今度書きます。
サイドボーディングの方法って公開したら意味が無い気がしなくもないです。
ようするにこのエントリー自体、意味が無い気がしなくもないですw
もっとこうした方が良いんじゃないかとか、
ご意見とかツッコミとかお待ちしてます。
コメント
次からは入れ替えたの読まれてるんだろうなあ、とかそんなリスクもあるし
ちなみに僕のサイドボーディングは
対青
out 4魔力変 2冥府
in 4ザンティッド 2溶接工
のみでございますが
対ドレッジの記事楽しみにしてます。
秘匿性って優位に立つ上でのキーの一つだと思うし。
ただ、カナスレは色んな人が使ってるから、割りと知られてはいるけどね。
一つだけバラすと、カナスレ相手には嫌がらせにガドック入れるケースが個人的には多い(笑)。
コントロールよりはアグロ向けだったんですね、コレ。
次回にも期待。
爆薬&水没・殺し等の相殺できない呪文を全部とめられるのが強みやね
6枚インは鬼畜すぎる・・・
ザンディットとウェルダーは、青使ってるとほんとにうざったい!
>4surさん
カナスレってもう秘匿性皆無なデッキですよね。
そこをついてメイン《目くらまし》抜きとか、
変なカード入れるとかのシークレットテクもありかもw
ガドックは強いときと弱いときの差が激しいクリーチャーだと思います。
上手くFoWや水没を腐らせたときは強いですけど、
ただの熊のときもありますし、難しいカードです(笑)
アメリカと違ってカナスレは《火+氷》があるぶん若干耐性がありそう。
>へぎ
コントロールだとアド稼げるカードのほうが強いですからねー
水没は普通に使うと1:1交換以下の効果なので、
アグロ向けというか、マナ拘束するデッキ向けかも。
不毛の大地以外にも冬の宝珠とかとも相性良いです。
>もみーさん
ありがとうございます!
こんな記事でも参考になれば幸いです。
>エビフライちんちん
大会で実際にガドックで嵌められて負けたからなぁw
よっしーさんとやるときはガドックに気をつける!
自分はWillを抜いたことが無いので、その辺の意見をお聞きしたいです。
代わりに、目くらましと思案はかなりサイドアウトします。この二つが自分の考える一番弱い部分です。
The Sourceとか見てると、サイドボーディングについても議論されていて、複数プレイヤーの経験が蓄積されています。
ちなみに、ランドスティルはゴブリン相手にはウィルを数枚落とします。
すずめさんのカナスレとフリーで遊ぶことはあってもサイド戦までやった記憶ないからよくわかんね。
僕はウィル使うデッキは甘えのランドスティルしか使わないんですがそれだとStPとか謙虚があるおかげでビートダウンにはあっさり抜けるのですが、テンポデッキだと初動を押さえ込むために欲しいかなぁて思いましたがやっぱり2対1だと弱いのですね
僕はFoWがあんまり強いとは思ってなくて、
常日頃デッキから抜きたいカードだと思ってますw
カードアド失うカードは弱い!典型的アド厨です。
コンボに当たったときに必要になるので、仕方なく入れてる感じです。
FoWを抜くか抜かないかの判断は、
《もみ消し》や《目くらまし》《稲妻》をサイドアウトするかどうかによると思います。
・・・これだと答えになってないですね。
対Zoo戦の先攻は《もみ消し》と《目くらまし》で嵌められるので、
僕はこの2種はサイドアウトしたくないと思ってます。
《火+氷》や《稲妻》《呪文嵌め》も確実に1:1交換が取れるので、この辺のカードもFoWより強いと思います。
ということで消去法でFoWを抜いてます。
人によっては先攻でも《もみ消し》や《ヴェンディリオン三人衆》(or《拭い捨て》)をサイドアウトする人がいるようですが(要するにメインにFoWを残す)、先攻なら《もみ消し》嵌めが一番ラクな勝ち方だと思うので、それを放棄するのは個人的には賛成しかねます。
対Zoo戦でFoWを残してもPtEへのカウンターに使うことがほとんどだと思うので、それなら《ヴェンディリオン三人衆》でもPtEは弾けるので、三人衆は残しでのFoW4抜きです。-2三人衆、-2FoWでもいいかもしれないですが、三人衆のほうが強い気がします。
もみ消しは先行時だと相手のフェッチランドを確実に潰せるので非常に有用だと思います。後攻だとイマイチ。特にZooが相手だと、相手先攻で最初に出した《Taiga》1枚から展開されるので、後攻のもみ消しは非常に弱いです。t1のナカティルの返しに、こちらのアクションがもみ消し構えて突っ立てるだけとかは、正にサンドバッグ状態・・・
でもエタパの時に実感したのですが、相手が強いプレイヤーだともみ消しや不毛の大地を確実にケアして動いてくるので、先攻でもランデス戦略が成立しにくいですね。
Zooが相手ならもみ消しケアもなにも動いて来ざるを得ないので勝手に刺さってくれるのですが(序盤ノーアクションのZooとか・・・それはそれで嬉しいw)
CTGが相手だとこちらが先攻でも刺さりにくかったです。
土地多めのハンドをキープされたり、フェッチを置くだけで起動しないプレイングで時間稼がれたり。ここら辺は相手の力量次第と言えそうですけど・・・。CTG相手なら、先行時でももみ消し抜いてFoWを残したほうが良いかもしれません。
対CTG
先攻/後攻同様
out
4《目くらまし/Daze》
4《もみ消し/Stifle》
3《稲妻/Lightning Bolt》
こんな感じでFoW残すサイドボーディング。
たぶん次にCTGとやるときはこうすると思います。
(爆薬ケアでもみ消しは何枚か残したほうがいいかも)
目くらましは僕も常にサイドアウト候補です。ただし、Zooが相手の場合、先攻だともみ消しや不毛の大地でランデスしながら相手のクリーチャーと1:1交換取れるので、FoWよりも強いと思います。先攻なら土地戻すテンポロスがそんなに痛くないですし。後攻だとさすがに抜きます^^;
《思案》はカナスレの場合は抜かないほうがいい気がします。
確かに《思案》はマナ喰うだけで強いカードではないのですが、
カナスレは土地かつかつで、トップ4枚見られる《思案》頼みなところがあるので・・・
《思案》サイドアウトは試したことがないので何とも言えないです。
土地回りは実際回してみないと難しいところ。
海外の掲示板とか見た限りだと、Ubrフェアリーで《思案》を1,2枚サイドアウトする人もいるようですね。
LSはゴブリン相手にFoW抜くんですか!
謙虚まで繋げれば薬瓶もラッキーも怖くないから、
FoWで消す必要性がないってことですかね。
>幹部さん
Zooみいたな金太郎飴にはFoW刺さりにくい気がします。
先手ならDaze>FoWだと思う。
でも後手だとFoW>Daze
こっち後手の時にt1ナカティルをFoWして、返しでスネア構えたり。
あるいはナカティルは稲妻して、t2タルモをFoWとか。
これが《目くらまし》だと土地が無くなって死ねるw
カードに対する感触は同じでも、カードに対する評価は違うように感じました。主に思案の辺りですね。
ゲームの組み立て方は同じっぽいんですけどね。
一つ一つの相違が、すごく興味深かったです。