レガシー選手権のメタを考えてみる。
自分は参加しないけどw


レガシー的にはM10のカードは大して影響がなさそう。
むしろルール変更のほうが重大である。


まず、
ANTの《弱体化/Enfeeblement》
これが一番大きい。

現在のANTの強さを支えているものは、その圧倒的な2ターンキル率の高さにある。
それを可能にしているのが、
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》&《渦まく知識/Brainstorm》
を使った、アップキープのマナをドローステップに持ち越すテクニックにある。

ルール変更により、ステップ間でマナを持ち越せなくなったため、
相応の速度ダウンを強いられることになる。

実際問題として《むかつき/Ad Nauseam》自体は強いカードなので、
ANTも一定数は残ると考えられるが、
ANT使用者の多くはベルチャーやドレッジに移行するだろう。
この短期間でM10対応のANTを組める人は少ないと考えられる。



Zoo
最も有力なデッキはZooであろう。
現環境で一番パワフルなビートダウンデッキである。
苦手としていたANTが減ったことも追い風となり、
おそらく会場でもかなりの使用者数がいると思われる。


マーフォーク
安価だという理由で、マーフォークも会場にかなり居ると考えられる。
Zooに勝てないとは言え、使用者の絶対数が多いので、
上位に食い込む可能性は高い。
安いとは言えデッキパワーは本物なので、
嘗めてると痛い目に会う典型的なデッキ。


コントロール
コントロールの筆頭は、
Landstillとアグロロームだろう。
この二つにとっても、ANTの弱体化は朗報である。
しかし、長丁場の大会では敬遠される傾向にあり、
使用者数は少ないか?


ドラゴンストンピー
カモだったANTが減り、
マリガンルールも変更され、
ドラストを使う意義が若干薄れたか。
しかし対策を怠ると、当たったときに死ねます。


ドレッジ
対策を怠ってると死ねるデッキ二番目。
ANTとパーツが被っているため、
ANTが減ったぶん、ドレッジが若干増えるか?
関西ではANT・ドレッジが多いらしい。

===================================================
以上が本命のデッキ。


・カナディアンスレッショルド
弱点が少なく安定している。
強いデッキだが、そのわりになぜか使用者数は少ない。

・相殺
強いデッキであるが、そのわりになぜか使用者数は少ない。
プレイングが難しい。
薬瓶の入ったデッキには分が悪い。

・ゴブリン
強いデッキであるが、なぜか関東では使用者数は少ない。
プレイングが簡単。
Zooみたいな除去満載デッキ、タルモゴイフはキツイ。
ANTも無理。

・The Rock他、黒緑白系
会場に必ず数人はいるデッキ。
デッキパワーは高いが、
《渦まく知識/Brainstorm》が入っていないため、
若干安定性に不安がある。

・バントアグロ
弱点が少なく安定しているが、
デッキパワーが多少低いか?
プレイングでカバー出来る人が使えば、きっと強い。

・バーン
まさに地雷。
当たり運次第では優勝も狙える。

コメント

nophoto
通りすがり
2009年7月9日16:21

関西でANTは多いというほど多くはない。ドレッジはそれ使う強い人がいるってだけ。
大阪だと黒(POX系、エヴァ)やゴブリンが異常に多い。
最近はZOOも増えつつあり。

すずめ
2009年7月11日23:37

>通りすがりさん
情報ありがとうございます。
ANTやドレッジが多いという情報は、
GP神戸のときに現地のレガシープレイヤーから仕入れた情報なので、
ちょっと古かったかもしれません。

関東では最近ゴブリンは全然見ないですねー
みんな飽きたのかな(笑)

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索